L'API

kmk姉さん、コロッピと、炎天下ゴルフで熱中症になりかけた体を癒しに、L'APIさんへ。本日は、主菜に行き着かず前菜とパスタのみ、ワインも3本ともスパークリングというイレギュラーな注文。ワインについては別項で。(「カーサ・コステ・ピアーネ」が素晴らしかった!)

「ヒイカの炭火焼と水なす キュウリのソース」のソースは、玉ねぎの代わりにすりおろしたキュウリがたっぷり入ったドレッシングといった風情。蜂蜜が入っているそうです。

「カワツエビとトマト・桃・インゲン豆 玉ねぎソース」は、「エビが少なくなってしまったので」と、ヨコワとアボカド入りで。炭火で焼かれたカワツエビ、サイコロ状のヨコワ、甘〜い桃、豆のカリカリした歯ざわりをしっかり残したサヤインゲン、湯むきされたミニトマト等、ころころと入った素材が玉ねぎのポタージュみたいなソースによってちゃーんと調和している、優しい味わいの一皿。サヤインゲンは、片方のサヤだけを取って、お豆が並んでいるのを見せてありました。L'APIさんの料理は、絵画的センス(?)が良いのも特徴。

モンサンミッシェルムール貝の白ワイン蒸し」(ムール・マリニエール)は、目にも鮮やかな黄色のホーロー鍋で。コロッピによると、「ムール貝の空の殻を道具代わりに使って、別の殻の身をはさみ取って食べる」のが現地の食べ方だそうです。小ぶりでクリーミーモンサンミッシェル産のムール貝、旬の季節には何度でも食べたいですよね…。スープも全部、フォカッチャで吸い取って平らげました!

カペッリーニ(冷) うにとクレソン トマトのジュレ」は、透明なトマトのジュレで和えたカペッリーニに、クレソンのスプラウトとうにをのせたもの。トマトの青い酸味もあって、どこか、夏休みの香り…。

「スパゲッティ ゴーヤとオクラのアーリオオーリオ」は、たーくさん添えられたスダチをたっぷり絞っていただきました。にんにく濃厚な味わいに、ゴーヤ、オクラ、スダチと緑尽くしの爽やかさと、オクラのネバッとした触感があいまって、良い感じです。

リガトーニ 仔牛トリッパと白インゲン豆のトマト煮ソース」も、プリプリ新鮮なトリッパ、それとカリッとパン粉も効いていて、美味しかった…。

foods:

wines:

  • ルネ・フレイツ−エシャール René Fleith-Eschard et fils
    クレマン・ダルザス・ブリュット Crémant d'Alsace Brut
  • カーサ・コステ・ピアーネ Casa Coste Piane
    プロセッコ・フリッザンテ シュール・リー 2004 Prosecco Frizzante con metodo Sur Lie
  • ベッラヴィスタ Bellavista
    グラン・キュヴェ・ブリュット 2000 Gran Cuvée Brut

L'API(ラピ)

  • 住 所:大阪市西区京町堀2-3-4 サンヤマト2F
  • 電 話:06-6447-7884
  • 営 業:11:30〜13:30、17:30〜21:30 月休(他に、月に一度不定休あり)