7月に買った本リスト
エッセイ・評論:
- 目白雑録2(ひびのあれこれ)(金井美恵子、朝日新聞社)
---抱腹絶倒しつつの一気読み。これでまたしばらく金井美恵子欠乏症に・・・。 - ジェイン・オースティン −小説の研究(津田塾大学「文学研究」同人、荒竹出版))
---古本。天牛書店で。未読。 - ウェブ進化論(梅田望夫、ちくま新書)
---google、web2.0などについての流れが知りたい人向けの入門書。 - ウルトラマン誕生(実相寺昭雄、ちくま文庫)
---この本のせいで、ウルトラマンが見たくて見たくて・・・。 - このマンガがすごい!2006・オンナ版
---オトコ版も買おう。よしながふみ、読みたくなった。
小説:
- ジェイン・オースティンの読書会(カレン・ジョイ ファウラー 、白水社)
---未読。楽しみにとってある。 - 東京タワー(リリー・フランキー)
---tkkyが好きだと言うので。その人物がまるごとそこに存在するかのような、会話部分の圧倒的なリアルさ。これがむちゃくちゃ魅力的。全体としては冗長すぎる(特に、人生論めいた挿入部分がちょっとツライ)のだけど、その余分の瑕疵を補って余りある、書きとめようとする意志の強さ。書きとめておきたい、丸ごと記憶しておきたいと思う、その体験の濃密さ。 - 東京物語(奥田英朗、集英社文庫)
---吾妻ひでおの「うつうつ日記」に、「奥田英朗が面白い」って書いてあったから・・・。きれいにまとまった青春小説なのだけど、リリー・フランキーの、野放図だが一気に書き上げたエネルギーにあふれた文章の直後に読んでしまったのが残念。東京に出てきた青年の、同時代(ジョン・レノンのダブル・ファンダジーetc.)の話で、意図せず、比較読みになってしまった。 - 号泣する準備はできていた(江國香織、新潮文庫)
---江國香織、一度も読んだことなかったので、義務感にかられて手に取った。日常のなんでもない心の動きを短編化するのがうまい人というのは分かったが、どちらかというと地味な印象。なぜそんなに売れているのか、謎。
漫画:
- うつうつひでお日記(吾妻ひでお、角川書店)
- GOLDEN LUCKY完全版(上)1989-1991(榎本俊二、太田出版)
- だめんず・うぉ〜か〜1(倉田真由美、扶桑社SPA!文庫)
- はちみつとクローバー9
ワイン関係:
- 日本ワイナリーガイド(山本博、新樹社)
---日本のワイン、流行ってます。この本が嚆矢か。 - イタリアワイン最強ガイド(川頭義之、文芸春秋)
---イタリアの最新ワイン事情について網羅したものが読みたかったので。 - うなぎでワインが飲めますか?(田崎真也、角川oneテーマ21)
---サービスの現場で、何らかのヒントがあるかと思って・・・。