バローネ・リカーゾリ

BARONE RICASOLI TORRICELLA 2003
バローネ・リカーゾリ トリチェッラ 

ピノ」にて。すごいパンチのあるシャルドネ。バリックなんですね。。。

備考:
リカーゾリ家は、フィレンツェ最南端のブローリオ城を30代以上にわたって守り続ける貴族。
他企業によって所有されていた時には、量的生産に走ったため、「味気のないキャンティ」の代名詞としてリカーゾリの名が使われていたこともある。
その汚名を返上するため、1993年に、32代目のフランチェスコ・リカーゾリが主導権を取り戻し、トスカーナ・ワインのトップ・エノロゴ、カルロ・フェッリーニの協力を得て、荒廃した農園を建て直した。
ワイン構成としては、自らを代表するに値するひとつのワインに「カステッロ・ディ・ブローリオ」の名を付け、他のワインとの差別化を図っている。
この生産者のスーパートスカーナ「カザルフェッロ」は世界的にも評価が高いが、「100人のスタッフを食わせる為には必要なワイン」とし、一般的に「スーパートスカーナ」と呼ばれるワインに対してはむしろ否定的。「より優れたワインをキャンティ・クラッシコの名でリリースし、それを大量に造ることは非常に困難だ。しかし、その困難に挑み、この土地のワインを伝えるのが、私の責任なのです。」という考えだ。