音だけ花火

十三の花火大会。7時前、曇り空で雨がちらついているお天気などモノともせず、浴衣姿もチラホラな若者群。「成城石井」に近づこうとするのは、若者たちの進軍方向とほぼ直角に歩く事になって、すごいストレスだったというのに、「成城石井」のレジは、花火目当ての人たちが飲み物や食べ物を仕入れるのに立ち寄っているせいで大混雑、それのみか、普段は果物を並べている棚が、急遽ペットボトル飲料売り場に変身していて、野菜の種類も激減しており、結局空の買い物籠を置き場に戻して、手ぶらで店を出るはめに・・・。花火って、やっぱりすごい集客力。
8時10分前ごろ、ドーンと、ビルの壁に当たって鈍くなった花火の音が響きはじめる。昼間に「お前んち、花火見えるの?」と聞かれた時に、「見えないけど、聞こえますよ」と答えるのが正しかったんだなー。