ろくろく坊's 三人の若手古典芸能家による本芸勉強会 

日時:2004年3月7日(日)15:00開演(14:30開場)
会場:にしきたアートガレーヂ(「西宮北口」駅/0798-64-7072)
入場料:前売1,300円(当日1,500円)
出演:桂吉坊、杵屋禄山、杵屋禄丈、桂ひろば

  • 演目
    • 開口一番(落語「子ほめ」)桂ひろば
    • 落語「月並丁稚」桂吉坊
    • 長唄「外記猿」杵屋禄山、杵屋禄丈
    • 中入(3人のトークあり)
    • 長唄「たぬき」杵屋禄山、杵屋禄丈、杵屋宣秀、杵屋宣威
    • 落語「狐芝居」桂吉坊

寒い!と思っていたら、ぼたん雪が舞い散っていた。
「月並丁稚」のサゲが分からなくて、会場中ハテナマークで満たされたのだけれど、「上方落語メモ」によると、お使いの丁稚が「当月二十八日には月並の釜を掛けまするによって、旦さんによろしゅう」と月例の茶の湯の会へのご招待を伝えるべきところ、「月夜に釜抜きます」と言い間違いしてしまい、上方いろはカルタの「月夜に釜抜く」から「闇に鉄砲」でサゲなんだそうです。

<参考>
上方落語メモ第4集その160/月並み丁稚
上方落語メモ第4集その184/狐芝居
長唄聞書5「外記猿」
『日本舞踊の心 芸談で綴る解説 第一巻 春に花(上)』(演劇出版社)